あくび指南所 2号店

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ラグビー日本選手権決勝 神戸製鋼×東芝府中 国立競技場

昨日の冷たい雨から一転して今日は晴れ。国立には約2万人の観衆が集まった。しかし,内容がこの2万人の観衆を果たして満足させることができたであろうか。今日は,ミラーの日本最後の試合ということで,私も若干神鋼よりの気持ちで見ていたのだが,ミスが多くてあまり盛り上がれなかった。
神鋼は,攻撃を仕掛けては接点でのハンドリングエラーを繰り返し,トライのチャンスも作れない。注目のミラーもいまいちの出来。一方,DFは集中していたため,膠着状態がながく続いた。結局,一発のチャンスをちゃんと物にできた東芝が,優勝も物に出来たということだ。
東芝は,控えを含めたメンバーの選択に,22人で80分を戦うという意識が感じられる。試合の流れを変えられる選手が控えにいるので,相手としては脅威だろう。一方の神鋼は怪我人が多くて控えの層が薄い。ホラと伊藤剛臣だけではつらい。
内容は残念なものだったが,ミラーにはお疲れ様と言いたい。今年のW杯での頑張りは素晴らしかった。
今日の両チームにはベテランがかなりおり,ほかにも引退という選手が出てくるかもしれない。毎年のことではあるが,淋しい。

結局,今年の三つのタイトルはすべて違うチームが取った。サントリーヤマハトヨタあたりも含め,来年も王者不在の状況が続くのだろうか。