あくび指南所 2号店

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アイスホッケー アジアリーグ プレイオフ セミファイナル第2戦 コクド×ゴールデンアムール@東伏見アイスアリーナ

コクド 4-3 ゴールデンアムール(第2延長)
アジアリーグのプレイオフって,同点の場合はNHL方式の延長戦だったのね。セカンドオーバータイムまで行くとは思わなかったよ・・・
今日は,昨日にまして反則が多く,パワープレイ,キルプレイが勝負の綾となる。
1Pはコクドに反則多く,キルプレイで立て続けに2点を失ってしまう。
2P開始直後,コクドにパワープレイが続き,攻勢をかける。2メンアドバンテージのチャンスを昨日と同じスペシャルセットでユールが決める(25:11)。この後,アムールのBUYLOVがゲームミスコンで退場。2P終了間際にはゴール裏をドリブルする藤田が戻したパスにユールがタイミングよく合わせ,同点(38:30)。
3P開始直後にアムールがDFのロングシュートで再度リードを奪うと,コクドはなんと宮内のゴールでお返し。
この後,アムールの厳しいフォアチェックに,コクドは自陣からの攻め出しができず苦しむ。アムールは,ゴール前のDFでも,コクドFWのスティックを封じシュートを打たせない。膠着状態のまま延長へ。
アムール優勢で,あわやの場面も何度かあったが,コクドも必死のDFで防ぐ。息苦しい延長戦は,あっという間に20分がたち,セカンドオーバータイムへもつれ込む。
セカンドオーバータイム,フェイスオフからコクドが一気に攻め込む。パーピックのシュートはGKはじいてリバウンド。ゴール前の神野はアムールDFにがっちりと抑え込まれてシュートを打てない。しかし,その後ろから今が飛び込みシュート。これがネットの上に突き刺さり,サドンデス勝利(80:11)。
試合開始から3時間以上。ハードな試合を勝利で終われたのは非常に大きい。勝負は水・木のハバロフスクへ。


ゴールデンアムールはレギュラーシーズン3位という結果が示すように,日本のトップチームと比べて特別の強さを見せてはいない。だが,パックハンドリングやパスワーク,今日見せた相手のスティックを封じるしつこい守備など,さすがと思わせるプレイは随所に見せる。このような特徴ある相手と常時試合ができるのは,日本アイスホッケーにとって必ずやプラスになると思う。そのことだけでもアジアリーグの意義があるというものだ。