あくび指南所 2号店

ほとんど買い物メモです。

ムハンマド風刺

http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/europe/gbr/news/20060204dde007030010000c.html
児童ポルノをめぐる記事を掲載する際、ポルノ写真そのものの掲載が不可欠だという人はほとんどいない」



私は、英国紙の主張に概ね賛成。
表現の自由というものが、非常に広範な自由である以上、自由を行使するものはその表現がもたらすものを意識しなければならない。侮蔑や中傷を伴う(あるいはそのおそれがある)表現については、本当にその表現でなければならないのか、特定の人々を傷つけても表現すべきであるか十分検討し、その引き起こす反響に対する覚悟が必要だと思う。
表現の自由は尊重すべきだが、個々人の受け止め方は様々。表現の自由の重要性を認めつつも、その美名の基に自分をけなされたり、自分の信ずるものを貶められたり、自分の愛する者を汚されるのには耐えられない、という人も多いだろう。自由という観念を個々人の感情の上に位置づけるのであるなら、個々人の感情を犠牲にしているという重みを感じ続けなければならない。


表現者の端くれとしての自戒を込めて。