あくび指南所 2号店

ほとんど買い物メモです。

メダルなんて「うんこ」に過ぎない

とまあ、すごいタイトルだが、これはニッカンスポーツの後藤新弥編集委員のコラムからの引用。何日か前の記事でタイミングを逸した感はあるものの、そのすごい比喩だけでなく、内容にも強くうなづくところがあったのでご紹介。


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TVではメダルメダルとうるさいが、メダル獲得数という数字だけを見るのでなく、まずちゃんとスポーツを見ようよ。賞賛も批判も、それからだ。
4位以下という同じ結果でも、力を出し切れなかった選手も出し切った選手も、力不足も不運もある。努力が報われた10位も、スランプによる4位もある。それらをきちんと見ないまま、勝った負けたと言っても虚しく響く。
そろそろ、メダルを欲しがらないという選択肢があってもよいのではないか。日本のウインタースポーツは、盛んな地域が限られており、底辺がごく小さいのが現状。母数が少ない中で、世界に伍して戦い続けるのは簡単なことではない。競技力が底上げされての好成績ならもちろん歓迎だが、スポーツ振興重視でメダルは(当面)二の次とう考え方もあってよいと思う。メダルで国威発揚という時代でもないのだし。


何はともあれ、冬季五輪は、世界のトップレベルのアスリートが集まる4年に1度の機会だ。単なる数字合わせや、分かりやすい物語に矮小化するなんてもったいない。