ナビスコカップ 横浜F・マリノス×アビスパ福岡＠三ツ沢球技場

不完全燃焼な水曜日。
相手の福岡はメンバーを大幅に入れ替え、控え選手中心のメンバーでスタート。マリノスも、代表組2人に加え栗原とマルケスと吉田を外したが、それでもメンバーの力としてはかなり勝っていると思われる。
さて、今日は平日のため、試合開始に間に合わず、前半途中からの観戦。スタンドに上がったときにはすでにマグロンのゴールは決まっていた。その後も押しまくるマリノス。ほぼハーフコートゲームとなるが、重心がかなり後ろに掛かっている福岡はゴール前を厚くしてシュートやパスのコースをふさぐ。マリノス大島のゴールはハンドの判定で取り消し、波状攻撃からのマグロンのシュートはポストに嫌われ、追加点が入らない。結局前半は1-0のまま終了。
前半途中から見え出した雑な放り込みは、後半になってかなり目立つようになる。受け手の動きも目に見えて減り、省エネサッカーに。中央で変化をつけられる奥、マグロンを変えたことで、手詰まり感はさらに増す。
そうなると福岡のチャンスも増えてくる。オフサイドが多かったものの、時折裏に抜けられてピンチという場面が生まれるてヒヤリとする。福岡は前線にアレックスを投入し、一発当てて同点狙い。何度かあった福岡の得点機は、雑なフィニッシュで結果につながらず。
試合終了が近づいてくると、マリノスは露骨な時間稼ぎに励み、1-0のままタイムアップ。何とか最低限の結果は得た。
しかし、マルケスがいないときの得点力という不安は見事に的中してしまった。前半の好機に追加点をあげていれば、全く違う展開になったのだろうけれど。