あくび指南所 2号店

ほとんど買い物メモです。

スポーツを見てスポーツを語れ

先日取り上げた電通戦犯論について、「見物人の論理」でいいエントリがUPされた。

私の思っていることをほとんど代弁してくれている。
たいして付け加えることもないのだが、蛇足ながら。
今回の話で私がイラついているのは、2点。

  • 代表監督の今さらの言い訳

日程の問題は前から分かっていたこと。たいした対策も取らず、終わったあとに文句を言っているのでは単なる言い訳にしか聞こえない。協会は暑熱対策のノウハウをかなり持っているはずなのだが、今の代表監督はそれを活かそうとしない。
さらに、日本のTV向けの日程にしたということは、日本で試合を見る人が増えるということでそのこと自体は悪いことではない。プロスポーツ(代表選手に報酬がないにせよ)である以上、TVの先にいるファンを無視するわけにはいかない。日程の問題にしてもファンの便宜とのバランスになる。そのことを意識しているのでしょうか。

  • スポーツをダシに語る人

ワールドカップやオリンピックなどの大きなスポーツイベントがあると、マスコミでもネットでもそれについて語る人が増えるわけだが、スポーツを見ないでスポーツを語る人、スポーツをダシに違うことを語る人が多すぎ。今回のもそうだし、何でもかんでも日本人論に持ってくのもそう。チラ見での印象論だけで話をされることに非常に違和感を感じる。
今回の電通戦犯論だって、代理店とマスコミを叩きたいだけだろう、という気がする。
スポーツ好きの私としては、自分の思い込みを語る前に、まずスポーツをしっかりと見て楽しんでほしい。まずスポーツについて語ってほしい、と思う。余計な話はそれからでいい。