あくび指南所 2号店

ほとんど買い物メモです。

武器なき祈り フェラ・クティ,アフロ・ビートという名の闘い 板垣真理子 三五館

武器なき祈り―フェラ・クティ、アフロ・ビートという名の闘い
帯に書いてある「フェラと著者との魂の往復書簡」という惹句とか夢枕に立ったとか,なんとなく怪しげな印象を持ちつつも,日本語でのフェラ・クティの本なんてそうそう出るものではないので買った。内容もやや怪しげだった。
夢枕に立ったフェラが語りかけるというスタイルはどうよ?と思う。板垣さんはフェラと親しいようなので,別に夢の中のフェラとだけ話しているわけではないでしょうけど,なんとなくこういうスタイルだけで内容も胡散臭く感じられちゃうんですよ。板垣さんの主観が強く出ている記述ですし。
フェラ・クティの人生を手っ取り早く知ることはできるので,その点ではよいです。