あくび指南所 2号店

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ラグビー 日本代表×スペイン代表@秩父宮ラグビー場

2011RWC日本招致カウントダウンマッチと銘打たれた試合。試合前には森喜朗ラグビー協会会長(元首相)による長めの挨拶もあり、招致のために内容のある勝利が求められる試合。結果は、最終的には勝利を奪ったものの、内容には不満の残るものだった。
11月とは思えない暑いほどの陽気のもと行われた試合は、お互いミスの多い試合。日本はFW戦で優位に立つもののハンドリングミスが多く、BKの攻撃がリズムに乗れない。防御でも一次防御であっさり抜かれるシーンや、ミスからピンチを迎えることが多い。
展開でミスが目立つため、勝ちたい日本はモール中心の固い攻めに終始。モールでは完全にスペインを圧倒し、3トライを取ったが、この攻めが強豪に通じるとは思えず、不安が残る。
メンバーを大きく入れ替えた急造チームゆえ、息が合わないのも無理はないが、それにしてもイージーなミスが多すぎる。個々の才能で強豪に劣るのは避けられないため、ミスのないプレイ、そして組織の動きに磨きをかけてほしいところ。
試合は、最後にすばやいオープン展開から小野澤の個人技でトライを奪いかろうじて溜飲を下げる。個々の選手では、立川のキレのあるランが目立った。