あくび指南所 2号店

ほとんど買い物メモです。

「絵はがきにされた少年」藤原章生 集英社

(だいぶ前に読み終わった本ですが...)
毎日新聞記者の著者がアフリカ特派員としての取材経験を基に書いたエッセイ。
アフリカを救えなどという力みや、搾取や貧困といった一般論への単純化への違和感を抱えながらの取材。取材を通して現実を知るほど語るべき言葉を失っていく困惑。
あくまでよそ者、観察者としての立場を保ったまま、理解しきれないアフリカへの困惑を素直に書いている。好著。

オンライン書店ビーケーワン:絵はがきにされた少年

絵はがきにされた少年(アマゾン)