あくび指南所 2号店

ほとんど買い物メモです。

「黄昏にカウントコール」(風間杜夫アーカイブスシアター Vol.1)@紀伊国屋ホール

ラッパ屋の木村靖司目当てで行きました。
風間杜夫の駄目人間っぷりがいい。早口でまくし立てる駄洒落やら言い訳やら出まかせやらがいちいち可笑しい。父と子の再開のシーンも感傷的になるのを拒否するように、冗談と屁理屈まみれの言い訳三昧。ああこの人(もちろん役柄の方)は、この喋りで世の中渡ってきたんだろうなあと想像できる。
木村靖司は、またもオカマキャラ。やはり面白い。オカマキャラだけど実は...ってところがあって最後はちょっといい人になる。


ストーリーとしては、父と子の再会、ぬるま湯からの脱却、みたいな話なんだけど、いまいち共感できず。主人公以外の人間がダンススタジオにこだわり続ける理由が弱いような。
あと、女性陣の歌と踊りはちょっとイタカッタ。