ラグビー日本代表スコッド発表

ラグビーの日本代表スコッド53人が発表された。カーワン体制が正式に発足してから初めての代表スコッドであり、冬シーズンあちこちの会場で姿が見られたカーワンがその目で選んだ代表候補ということになる。
そのメンバーには、いくつもの驚きがあった。まず驚いたのは、グレン・マーシュ（NEC）の初選出。タックルと密集での働きはトップリーグでNo.1のFLだが、過去のNZ代表キャリアのために日本代表には選ばれていなかった。それが、実はNZ代表キャリアが正式に記録に残るものではなかったとのこと（詳細は良く分からん）で、晴れて代表入り。激しさと強さを持つ彼は、絶対に日本代表の力になるはず。
もう一つの驚きは、SOに初選出された小野晃征。協会関係者もよく知らないという国内的にはまったく無名の選手。だが、彼はNZでプレイし、U19カンタベリー代表に選ばれたという。廣瀬（トヨタ）の代表引退後、人材を欠くSOに期待の逸材となるか。
ある程度メンバーが固まっているFWに比べ、BKはウイング以外決め手に欠く印象は否めない。これから本戦までの間に化ける選手は出てくるのか。