あくび指南所 2号店

ほとんど買い物メモです。

フキコシソロアクトライブ「タイトル未定」@下北沢・本多劇場

恒例の吹越満の一人舞台。芝居というかコントというかマイムというか、分類が難しい。
いつものことながら、この人はふだん何考えているだろう?と思わせる発想の豊かさ。
演出にセンスがある。しかしネタはばかばかしい(^^;。


以下、記憶の限りのネタばれ。タイトルは勝手につけた。



タイトル決定
観客に質問をしてその日のタイトルを決める。私が見に行った日は「チョコレートパフェ」と「薫せいの煮物」(ママ)。
その場で鏡にタイトルを書き、鏡の反射で幕に映す趣向。鏡の中に本人のシルエットを映すというのも素敵。
無対象の世界
パントマイムではなく、表現したものが実体を持つ世界。うかつな表現をすると、周りが迷惑するんです。
突っ込まれるたびに表現が増えていくのがおかしい。
なかなか取れないお茶
つかもうとしていたものが、暗転の間に移動している。
やっていることはとてもシンプルなのだけれど、間が良くて爆笑。
しぐさ装飾品
ラクタではなく、しぐさを装飾する装飾品の数々。発想が変(褒め言葉)
物体の状態に関する質問
物体の状態に関する質問②

テーブルの上に乗った靴片っ方、2脚からみあったパイプいす。どうしてその状態になったかを、クイズ形式で推理していく。
擬音ものなどでおなじみのスタイル。これもバカバカしくてGood。
不完全なタイトル
映画等のタイトル、一文字欠けると変なことに。
「ボクサー」「どついたるねん」が可笑しかったが、下ネタの「二代目はクリスチャン」は反則(^^;
白鳥の湖
汚部屋の掃除をパレエで見せる。きつそう。
史上最多の登場人物の一人芝居
最初は、出席を取るだけかよ!と思ったが、だんだん話が広がって、きれいに終わる。
「藤由のこの部分がおしい!」
命がけの舞台
舞台に命をかけるとはこういうことだ!
ドキドキヒヤヒヤしながらも大爆笑というこのアンビバレントぶりと言ったら!

〜ボツネタ〜
シザーハン

おなじみボツネタコーナー。
「チョキチョキのボロボロやないか!」「ウィノラはん!」「ザク、シャアザクホワイトベース!」「のれんに傷がつきまっせ」



今回は過去数回で一番笑った。とにかく笑った。笑いすぎて疲れた。