あくび指南所 2号店

ほとんど買い物メモです。

SEIBUプリンスラビッツ スプリングフェスタ

ファン感謝デイに西武鉄道×国土計画のOB戦を加えたイベント。
これがラビッツの見納め。


OB戦では、西武鉄道、国土計画の歴代の名選手が集合。70年代、80年代の名選手も多く、ここ15年程度のファンである私の知っている(生で見たことのある)選手などまだまだ若造という感じ。
星野好男、運上一美、坂井寿如のラインが実現。星野、運上のアシストで坂井ゴールのシーンに痺れる。
試合は徐々に若手の滞氷時間が長くなり、ペースアップ。コクドはDFが少ないので、若い佐々木圭司あたりはDFに回っている。GK岩崎伸一が空気を読まない?好セーブ連発。まだ若い!西武も唯一の現役選手、土田英二(バックス)を入れたセットで点を取りにくる。
仲良く引き分けで終了。MVPは見事なスラップシュートを決めた、西武・三澤悟。
最後はラビッツの現役選手も入場して、リンク一周。紙テープを投げるタイミングが分からんかった。


最後にアリーナ前でセレモニー。各選手の挨拶も、「これからどうなるが分かりませんが…」という言葉ばかりで悲しい。川口寛は引退とのこと。ほかにもおそらく何人もの選手が、トップレベルから退くのだろう。トップ選手の受け皿が減り、日本アイスホッケー全体のレベルも低下は免れない。できるだけ多くの選手が活躍の舞台をつかめることを望む。


10年以上同じチームを見ていると、観客席にも見知った顔が多くなる。ほとんど会話をしたことはないが、何度も見かけた顔。いつも声を張り上げていたあの人、コクドジャージを着ていたあの人、北海道遠征でも必ず見かけたあの人…
この人々も来年はばらばらになってしまうのだろう。まったくの他人なのに、別れが切ない。
そして自分自身は来年どこのリンクにいるのだろう?