あくび指南所 2号店

ほとんど買い物メモです。

「国際政治」高坂正堯

高校生くらいのころに読んで感動した本。書店で平積みになっているのを見て懐かしさから買って読んだ。
初版は1966年。もう40年近く前になる。しかし,書かれている内容はいまでも色あせていない。この本が優れているのか,人間の業が進化していないのか。
著者の現実主義的な主張は,私個人としてもいちいち同感。しかし,その現実主義とは答えのないものに答えを求める,厳しい主義でもあり,その言葉の重みは心に響く。