あくび指南所 2号店

ほとんど買い物メモです。

アジアリーグプレイオフファイナル 日本製紙クレインズ×SEIBUプリンスラビッツ 第2戦@釧路・丹頂アリーナ

この試合も、SEIBU先制、2点差からクレインズが一気に逆転という、前日と同じような展開で試合が進む。
1ピリ早々とパーピック先制、内山が追加点で2-0。2ピリに1点返されるも、川口のビューティフルゴールで点差を戻す。川口のゴールは、左サイドを駆け上がった神野からのクロスパスに逆サイドからゴール前に飛び込んで決めたもの。
しかし、2ピリの後半はクレインズのショータイム。3分間で3点という気持ちを立て直す暇を与えない猛攻で一気に逆転される。しかも、頼みのパーピックがペナルティを受けるなど、苦しい展開。
3ピリにもクレインズに追加点を与え、2点差のまま試合の残り時間は3分。クレインズファンで埋まったアリーナは、すでに勝利を確信した様子。ゴール裏では、早くも勝利の瞬間に上げる?ジェット風船の準備。これは悔しい!そんな早々と勝利を確信されてもらっては困る!
そんな気持ちは選手も同じはず、GKを上げての6人攻撃でクレインズゴールに迫る。クレインズGKの二瓶もそう簡単にはゴールを開けてはくれないが、混戦から小原が押し込んで、1点差。ここで残り2分半。菊池をいったんゴールに戻して、さらに攻め立てて、最後はパーピックの同点ゴール(残り1分17秒)。数少ないSEIBUファンが一気に盛り上がる。
このまま、サドンデスのオーバータイム。私の見た試合では、オーバータイムは立ち上がりにあっさり決まることが多いという印象がある。同点に追いついて勢いに乗るSEIBUが有利と思って臨むと、いきなりキルプレイ…。
このピンチをチャンスに変えたのはまたもパーピック。パックを奪ったDFからパスを受けると一気に敵陣に進入し、冷静にシュート。このパックが、二瓶次郎の固い守りを破ってネットを揺らして、劇的な逆転勝利。飛び上がって喜ぶSEIBUファン(というか私)、反対サイドでは所在なさげに揺れる白いジェット風船…。



SEIBUのここ一番のしぶとさ、そしてSEIBUにおけるパーピックの重要さを再認識した試合だった。
本当に厳しい試合で興奮しっぱなし。応援していて酸欠になりそう…